米Intelは4月16日(現地時間)、メインストリーム向けSSDの新製品「Intel SSD 330シリーズ」を発表した。6Gbps SATA接続をサポートし、3Gbps SATA対応の320シリーズよりも最大転送速度が大幅に向上している。容量ラインナップ (参考価格)は、60GB (89米ドル)、120GB (149米ドル)、180GB (234米ドル)で、同じ容量のモデルが320シリーズよりも安価になった。
Intel SSD 330シリーズは、320シリーズと同じ25nmプロセスで製造されたMLC NANDフラッシュメモリを採用しているが、6Gbps SATA接続に対応し、リード最大500MB/s、ライト同450MB/sの転送速度を実現している。ランダム4K時のIOPSは、リードが最大22,500IOPS、ライトが最大33,000IOPS。フォームファクタは、2.5インチ/9.5ミリ厚。「SSDは既存のPCをアップグレードする最良の方法の1つであり、Intel SSD 330シリーズは手頃な価格帯で最新のIntel SSDテクノロジーをユーザーに提供する」とJames Slattery氏。
Intel SSDは、300ファミリーがエントリーレベルまたはメインストリーム向け、500ファミリーがハイパフォーマンス・クライアント向け、700ファミリーおよび900ファミリーがデータセンター向けとなっている。