トヨタ自動車は16日、「ハイエース」(バン、ワゴン、コミューター)ならびに「レジアスエース」(バン)、「トヨタ救急車」を一部改良し、5月7日に発売すると発表した。
今回の一部改良では、ドアを閉めた後も一定時間点灯するイルミネーテッドエントリーシステムを全車のフロントルームランプに採用。ハイエースとレジアスエースには、盗難防止システム「エンジンイモビライザーシステム」や、車速に合わせ自動でドアロックがかかる車速感応パワードアロック(バン「DX」を除く)を標準装備している。
ディーゼルエンジン搭載車には、触媒の浄化を手動で補うことができる排出ガス浄化スイッチ(触媒浄化用)を、コミューター「DX」には上下調整式ヘッドレストやリクライニング機能をリヤシートに採用。
また、メーカーオプションとして、夜間の視認性を高めるディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能付)の全車設定に加え、車両後退時にバックカメラからの後方映像をインナーミラー内のディスプレイに映すバックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを国内初採用し、装備を充実させている。
価格は、ハイエースとレジアスエースのバンが206万5,000円から323万1,000円、ハイエースのワゴンが247万4,000円から352万7,000円、ハイエースのコミューターが278万9,000円から332万2,000円、トヨタ救急車が499万円から1,097万5,000円。