インテルは4月13日、データセンター向けの高性能・高信頼SSD製品として、PCI Express x8 (2.0)接続のSSDカード「Intel SSD 910」シリーズを発表した。容量400GBモデルと800GBモデルをラインナップし、1,000個ロット時の単価は前者が162,490円、後者が325,060円。現在データセンター向けにサンプル出荷中で、量産出荷は2012年半ばを予定している。
データセンターの厳しい要求に応えられる、高い性能と耐久性、信頼性を実現したというPCIeインタフェース採用のSSD製品。フラッシュメモリは25nmプロセスベースのMLC NAND。標準的なMLCの30倍の耐久性をうたっており、これは、5年間にわたり最大1日10回のドライブ全域への書込みに相当するとしている。なお、コントローラおよびファームウェアもインテル製とのこと。
主な仕様は、800GBモデルでは、シーケンシャルリード最大2GB/秒、シーケンシャルライト最大1GB/秒、4Kランダムリード最大180,000IOPS、4Kランダムライト最大75,000 IOPS。400GBモデルではシーケンシャルリード最大1GB/秒、シーケンシャルライト最大0.75GB/秒、4Kランダムリード最大90,000IOPS、4Kランダムライト最大38,000 IOPS。本体(カード)サイズはH69×L168×W19mm。