ヤマハは16日、既発売のスピーカー「YHT-S401」「YHT-S351」の拡張スピーカーとして、サラウンドスピーカー「NS-PB40」およびセンタースピーカー「NS-C705」の2製品を発表した。いずれも発売は4月下旬で、価格はオープン。推定市場価格はNS-C705が8,800円前後、NS-PB40が7,600円前後となっている。

サラウンドスピーカー「NS-PB40」

センタースピーカー「NS-C705」

2モデルとも、YHT-S401やYHT-S351に追加することで、リアル5.1chサラウンドを実現するための拡張スピーカー。YHT-S401はサウンドバータイプのボディに、センタースピーカーとフロントスピーカーが搭載されており、別ユニット化されているサブウーファー搭載のAVアンプがセットになった3.1chモデル。これに、今回発表されたサラウンドスピーカーのNS-PB40を追加することで5.1chとなる。

一方のYHT-S351は、フロントスピーカー2台とサブウーファー搭載のAVアンプがセットになったモデル。これにセンタースピーカーのNS-C705と、サラウンドスピーカーのNS-PB40を追加することで5.1chを実現できる。

NS-PB40は、低域から高域までクリアな再生が可能な7cmコーン型のユニットを採用するフルレンジ・バスレフ型スピーカー。主な仕様は、再生周波数帯域が50Hz~25kHz(-10dB)、インピーダンスが6Ω、許容入力/最大入力が30W/100Wとなっている。サイズはW112×D116×H176mm、重量は0.59 kg(1台につき)だ。

NS-C705は、YHT-S351付属のフロントスピーカーをセンタースピーカーとして単品で発売するもの。形状はやや異なるものの5.5cmコーン型ウーファー×2、2.5cmバランスドーム型ツイーター×1が採用された、YHT-S351付属スピーカーと同じ構成の2ウェイ・密閉型スピーカーだ。主な仕様は、再生周波数帯域が100Hz~26kHz(-10dB)、インピーダンスが6Ω、許容入力/最大入力が40W/100Wとなっている。サイズはW190×D105×H111mm(スタンド装着時)、重量は0.92kgだ。

なお、製品の発表に合わせて、YHT-S401とYHT-S351の音質・音量設定をリアル5.1chに最適化するためのファームウェアが、ヤマハのWebサイトで公開されている。ダウンロードの詳細ほか更新手順などに関してはWebサイト参照のこと。

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