3月に発表された映画雑誌エンパイアが主催する映画賞「エンパイア・アワード2012」では、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年)が作品賞を受賞。写真はJ・K・ローリング (C)BANG Media International

『ハリー・ポッター』シリーズの作者としておなじみのJ・K・ローリングが、その著作活動を認められて、フリーダム・オブ・ザ・シティー・オブ・ロンドンを受賞した。

ローリングは児童文学への貢献を評価されて、8日(火)にロンドンで開催された同賞のセレモニーで表彰を受けた。彼女はフレームに収められた羊皮紙の評価証を手渡され「ロンドンから自由を贈呈されたことより誇らしいわ」と話している。

もともと13世紀より始まったこの自由の名を冠する賞は、伝統的に受賞者がロンドンの道端で逮捕される心配もなく飲み騒いだり、ロンドン・ブリッジに羊を追い散らすなどの自由を保証するものだが、現代になるとそういった「自由」は形骸化し、この名誉は象徴的なものとなっている。

(BANG Media International)

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