A・ローズ、ガンズ・アンド・ローゼズのロックの殿堂入りを辞退

アクセル・ローズがガンズ・アンド・ローゼズのロックの殿堂入りを辞退した。アクセルは、今月14日(土)にオハイオ州クリーブランドで開催されるロックの殿堂式典に参加しない上、その不在時に自身の名前が殿堂入りすることも希望していないという。

アクセルは自身のフェイスブックで「俺は出席しない。そして、ガンズ・アンド・ローゼスのメンバーとして、ロックの殿堂入りを謹んで辞退する」とメッセージを発表。ただ、USウィークリー誌上で彼は当初、同式典への招待を「光栄で興奮すること」と答えており、どうにか折り合いを付けるためさまざまな意見、施策を探っていた。しかし最善策は見つからず、その後「礼儀正しく、丁寧でオープンな友好的解決策を生み出そうとした結果」と同イベント参加をボイコットする決定に至ったという。やはりその背景には、オリジナル・メンバーによる再結成と、式典におけるライブ・パフォーマンスを行うかどうか、バンドのオリジナル・メンバーと現メンバーの住み分けなど容易に解決できない問題があったようだ。

「ノミネートの発表があって以来、色々なことについて何が最善かってことをずっと考えてきたけど、結局はその答えがないようなんだ。少なくとも俺にとっては"あちらを立てればこちらが立たず"としか考えられないのさ」とアクセルは語っている。

また、最後にアクセルは「今回の決定に関わらず、ガンズ・アンド・ローゼスの殿堂入りに投票してくれた選考委員会には心から感謝している」と述べている。

アクセルが公開した声明文はこちらから。

(BANG Media International)

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