キヤノンは、同社製デジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデル「EOS-1D X」の発売時期を6月中旬に変更すると発表した。
EOS-1D Xは、2011年10月に開発発表がされた、キヤノン製デジタル一眼レフカメラの最上位モデル。発表当初は2012年3月下旬の発売予定ということでアナウンスされていたが、4月下旬に発売することが、2月に正式発表されていた。
35mmフルサイズCMOSセンサーの採用や、画像処理エンジン「DIGIC 5+」を2基搭載する点や、61点測距の新AFセンサー、最高12コマ/秒での連写など、「EOS」シリーズの最高峰と呼ぶにふさわしい機能を備える機種だけに、発売が待たれる。価格はオープンで、推定市場価格は65万円前後だ。