本田技研工業は13日、新型250ccオン・オフロードモデルのオートバイ「CRF250L」を5月14日に発売すると発表した。価格は44万9,400円。
同車は、ビギナーからベテランまでを想定して、トータルバランスと操縦安定性を徹底的に追求。エンジンは、低回転域から力強いトルク特性とした水冷・4ストローク・DOHC・250cc単気筒を採用。オフセットシリンダーなどの低フリクション技術の採用などにより、燃費は44.3km / L(60km / h定地走行テスト値)を実現している。
新設計のフレームは、軽快性と安定性を両立したスチール製ツインチューブタイプを使用。フロントサスペンションにクッションストローク250mmの倒立タイプ、リアにアクスルトラベル240mmのプロリンクサスペンションを採用している。
スタイリングは、モトクロスマシンCRFシリーズを継承しながら、さらにシャープかつアグレッシブさに磨きを掛けたとのこと。カラーバリエーションは、「エクストリームレッド」と「ロスホワイト」の2色を設定している。
主要装備として、ヘッドライトバイザー、マルチリフレクターヘッドライト(60 / 55W)、燃料計 / 時計 / トリップ / オドメーターを備えた多機能デジタルメーター、スキッドプレート、リアフェンダー部の荷掛けフックなどを装備。燃料タンクの容量は7.7L。