スマートフォンで日々の予定を管理している人も多いだろう。BlackBerryスマートフォンでは、標準搭載されているカレンダーアプリを用いて予定を管理することも可能だが、月間・週間表示で予定を一覧できないという物足りなさがある。そこで利用したいスケジュール管理アプリが「Roco Cal」だ。

Roco Calは、月間・週間表示で予定を一覧できるほか、祝日データを取り込んだり、カレンダーの色を変更できるなど、使いやすくカスタマイズ性に優れたアプリ。Roco Calは、BlackBerry App Worldからダウンロードできる。通常は5.99米ドルの有料アプリ(7日間の無料試用が可能)だが、2012年5月13日まで実施する「BlackBerry App Worldフリーアプリケーションキャンペーン」を利用することで、無料でインストール可能だ。

BlackBerryスマートフォン向けアプリ「Roco Cal」

月間・週間カレンダーで予定を確認

Roco Calを起動すると、初期設定ではメニューが英語になっている。日本語に変更したい場合は、[メニュー]キーを押したときのメニューから[Options]を選択し、表示される設定画面の「Language」で「Japanese」を選択しよう。[エスケープ]キーを押し、変更を保存すればメニューが日本語に変更される。

メニューから[Options]を選択する

「Language」で「Japanese」を選択し、変更を保存すればメニューが日本語に変更される

起動後、Roco Calのカレンダーには、BlackBerryの標準カレンダーのデータが表示される。デフォルトは月間表示になっており、設定した予定は各日付の枠内に表示される。トラックパッドで特定の日付をフォーカスすると、ポップアップで予定が拡大表示され、予定の時刻も確認することができる。週間表示に切り替えたい場合は、メニューを表示して[週間表示へ]を選択すればよい。

日付をフォーカスすると、ポップアップで予定が拡大表示される

メニューを表示して、[週間表示へ]を選択しよう

カレンダーが週間表示に切り替わる

新規予定の登録とGoogleカレンダーとの同期

月間表示や週間表示で日付をクリックすると、標準カレンダーの詳細画面が表示される。予定を確認したあとは、[エスケープ]キーでRoco Calに戻ることが可能。新たな予定を登録するときは、日付の詳細画面から設定を行おう。標準カレンダーに登録した予定がRoco Calにも反映される仕組みだ。

日付の詳細画面は標準カレンダーの画面となっている

日付の詳細画面から新たな予定を登録すれば、Roco Calにも反映される

なお、標準カレンダーのデータをGoogleカレンダーと同期させれば、Roco Calとパソコンで同じ予定を管理することが可能になる。「BlackBerry Bold 9900」では、標準メールアプリの設定でGmailのアカウントを登録すれば、Googleカレンダーと標準カレンダーを同期させることができる。「BlackBerry Bold 9780」などの以前の機種では、「Google Sync」などのアプリを用いることで、Googleカレンダーと標準カレンダーの同期が可能だ。

「BlackBerry Bold 9900」の標準メールアプリの設定でGmailのアカウントを登録してみよう

Googleカレンダーと標準カレンダーを同期させることができ、Roco CalでGoogleカレンダーのデータを表示できる