米Microsoftは、同社の公式ブログ「Windows for your Business Blog」において「Two-Year Countdown to End of Support for Windows XP and Office 2003」と題した記事が同社Stella Chernyak氏によってポストされており、Windows XPとOffice 2003のサポート終了まであと2年となったこと、Windows 7やOffice 2010に移行するはベストタイミングである旨を述べている。
Stella Chernyak氏は、「Windows XPとOffice 2003は当時としてはすばらしいソフトウェアであったことは疑いないが、テクノロジーの環境は大きく変わっており、人々のワークスタイルや生産性。そしてビジネスシーンにおける確実なるセキュリティやコンプライアンスが世の中で求められている」とし、これらのニーズを企業内において充たす"the modern Windows and Office software "を勧めている。
また、「次期WindowsやOffiecまで待てば良いのでは?と思っていませんか?」と問いかけた上で、「単にサポート終了ということのみではなく、既に5億2千5百万ライセンスを達成しているWindows 7がもたらす前述の実質的なメリットを得られる」と強調している。また、同社では企業や従業員が、Windows 7やOffice 2010へアップグレードするためのリソースやツールも用意しているので、是非活用してほしい」としている。
マイクロソフト製品のプロダクトサポートライフサイクルは、同社のWebサイト上から閲覧することができる。Windows XPの各エディションは、延長サポート終了日が2014年4月8日となり、あと2年で様々なサポートが受けられなくなる。Windows Vistaは、メインストリームサポートが2012年4月10日に終了しており、延長サポート期間に入っている。