クリスチャン・ディオールが、4月9日付けでアーティスティック・ディレクターにラフ・シモンズが就任したことを発表した。
ラフは、2011年に退任したジョン・ガリアーノの後任として、ディオールの婦人服オートクチュール、既製服、アクセサリー・コレクションの責任者になるとWWDが報じている。ラフによるファースト・コレクションは、7月に開催されるパリ・クチュール・ウィークとなるようだ。ディオール側は、彼が「(ディオールの)象徴的なスタイルを21世紀へと前進させる」「最高の才能の持った人物の1人」と表現している。
元々家具のギャラリーで働き、インテリアデザイナーとしてキャリアをスタートさせたラフは、1995年に自身のブランド「ラフ シモンズ」(RAF SIMONS)をスタートし、メンズウェアを展開。2005年から2011年までは、ジル・サンダーのメンズウェア及びレディースウェアのクリエイティブ・ディレクターも務めていた。
彼はブランドの創設者であるクリスチャン・ディオールを「最もインスピレーションを与えてくれるデザイナー」と考えており、今回の就任にあたり「世界中で、ディオールという名前は上品さと洗練の極みを象徴している。ディオールの膨大な歴史、唯一無二の知識、職人技に対する最大の敬意を払ってディオールという素晴らしいブランドに参加したい」と話している。
(BANG Media International)
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