アップルがiPhoto、デジタルカメラRAW互換性アップデート、Java for Mac OS Xの最新版を公開している。いずれも同社のサポートWebサイトおよびソフトウェア・アップデートから入手できる。
iPhoto 9.2.3
「iPhoto 9.2.3」は、iPhoto '11のすべてのユーザーに推奨されるアップデート。全体的な安定性の向上と、複数ユーザアカウントの設定されているシステムにおいてiPhotoが突然終了する問題が解決される。Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは354.55MB。システム条件はMac OS X 10.6.8/OS X Lion 10.7.3以降。
Java - OS X Lion 2012-001/Java - Mac OS X 10.6 アップデート 7
Java for Mac OS Xのアップデートは、OS X LionとMac OS X 10.6それぞれに用意される。いずれも、Java SE 6のバージョンを1.6.0_31にアップデートすることで互換性/セキュリティ/信頼性が向上する。なお、このアップデートはマルウェア「Flashback」が悪用するJavaの脆弱性を修正するものとなっており、既報のとおりアップルでは現在、このマルウェアへの対策・駆除ツールを開発中であるという。
Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは、OS X Lion用の「Java - OS X Lion 2012-001」が66.9MB、Mac OS X 10.6用の「Java - Mac OS X 10.6 アップデート 7」が79.7MB。
デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 3.12
「デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 3.12」はAperture 3およびiPhoto '11をキヤノン製EOS 5D Mark IIIのRAWファイルフォーマットに対応させるもの。Webサイトからダウンロードする場合のファイルサイズは8MB。