目の前に迫った春の行楽シーズン。外出する機会が増え、紫外線を浴びる量も増えるこれからの季節、「美白対策」は女性にとって大きな関心事となっている。常盤薬品工業が運営するWeb情報誌「ジブンゴト?」では、「予防+改善のWケアで美白を制する」と題し、「美白対策」について紹介。できてしまった「しみ」への対策や、透明感ある肌を手に入れるためのくすみ対策まで、同社の研究員がわかりやすく解説している。
紫外線予防は通年で
しみの予防で一番気をつけたいのが紫外線。日やけしたときだけ、日差しの強い夏だけと思いがちだが、実は長年の蓄積が肌にダメージを与える。しみの予防としてはまず、紫外線にあたらないことが重要になる。日やけが薄くなっても、あたってしまった紫外線の影響がゼロにリセットされるわけではなく、また、深いしわの原因となる紫外線は、夏と冬で降り注ぐ量はさほど変わらないという。そのため、一年を通じてのUVケアが理想的となる。
白くて美しい素肌を目指すなら、美白化粧品を一年を通して使用するのが効果的。顔全体に使える美容液やクリームタイプで、毎日使い続けやすいものが良い。メラニン生成を抑え、できたメラニンの還元も期待できる「ビタミンC誘導体」「アルブチン」などの美白成分が配合されていることを確認することが大切となる。
くすみ対策のカギは保湿
「しみや日やけがない」=「美白」と考えがちだが、もう一つ大切な要素として、輝くような透明感、つまり、くすみがないことが揚げられる。肌は年齢とともにどうしてもくすみがちになる。原因のひとつは、ターンオーバーの乱れ。古い角質がたまってしまうと透明感が失われる。また、最近話題の「糖化」によって肌に「AGEs」という黄褐色の物質が蓄積され黄色っぽくくすむことも。糖化とは加齢によって体内のタンパク質と食事で摂取した糖が結びつき、「糖化タンパク質」ができる現象で、近年、肌の老化の原因として注目され、「酸化」と並ぶ美容と健康の大敵だと言われている。
地道なスキンケアこそが、くすみをなくす近道となる。中でも重要なのが保湿で、肌にうるおいを与えることができれば、カサつきが抑えられ、透明感が増す。「ジブンゴト?」では洗顔や入浴の後の素早い水分補給や、肌に水分を蓄えるための美容液や乳液、クリームの使用など、基本的な保湿ケアの徹底を呼びかけている。
【関連リンク】 |