美術文化振興を目的として設立された一般社団法人・日本美術アカデミー(AAJ)は、ゲーム感覚で名画に親しめる子ども向け無料WEB教材、 「あつまれアートキッズ!! みんなのチャレンジ美術館」を発表した。

案内役は修瑠(しゅーる)君。「みんなのチャレンジ美術館」公式サイト-イメージ

名画を自宅PCで鑑賞+楽しいゲームも

「あつまれアートキッズ!! みんなのチャレンジ美術館」はレオナルド・ダ・ヴィンチ、エル・グレコ、ルーベンス、モネなどヨーロッパの名画を自宅のパソコン上で気軽に鑑賞できる無料の教材。子どもがゲーム感覚で楽しめるよう、パズル、ぬりえ、クイズ(アートキッズ検定)などのプログラムを用意。また、だれでも気軽にトライできる絵画技法をビデオで紹介するほか、美術館でのマナーも学べる総合的な児童向け美術教材となっている。対象は小学校3年生から中学生だが、教材の一部は小学校低学年もしくは大人も楽しめる内容となっている。

アニメ風キャラが美術館を案内

いたずら好きのアート魔女、ナビゲーター役の修瑠(しゅーる)君、現代美術家風の館長さんといった、子どもたちが大好きなアニメ風キャラクターが登場。アニメ声優によるナレーションで、仮想の美術館内を楽しく案内する。「ぬりえ美術館」は美術を通したコミュニケーションの場となり、パソコン上で描いた自作の名画ぬりえをコメント付で投稿したり、ほかの作品と見比べたりすることができる。

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