今年10月に日本公開となる『エクスペンダブルズ2』をはじめ、『The Tomb(原題』、『ツインズ』の続編『Triplets(原題) 』への出演など、俳優業への本格的な復帰を控えている前カリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツネッガー。米国の映画サイト「Collider.com」のインタビューで、『ターミネーター5』への出演の可能性について言及している。
ターミネーターと言えば、1984年にジェームズ・キャメロン監督による1作目が公開。冷酷な殺人ロボットを演じ、観客に強く印象づけたシュワルツネッガーにとっては出世作であり、1991年の2作目、2003年の3作目では悪役からヒーローへと役柄も変わり、アクション映画俳優としての確固たる地位を築いたシリーズだ。
一方、2009年に公開された4作目『ターミネーター4』については、当時カリフォルニア州知事の在任中であったため、自身は出演していない(CGで顔のみ登場してはいる)。5作目に関しては2014年公開予定が発表されている。インタビューで最新作への出演について訊ねられると、シュワルツネッガーは「トゥルー・ライズにしてもターミネーターにしてもいつだって前向きだよ」と回答。さらに「ただし、出来のいいターミネーターならね」と付け加えた上で、「前作は酷かった。演技もすべても一生懸命やっていたけど、タイミングが合わなかった」と自らが出演していない唯一の「ターミネーター」を酷評した。