リンクスインターナショナルは9日、200万画素CMOSセンサーを搭載した携帯型デジタル顕微鏡「Vitiny」シリーズを発表した。全4モデルを用意し、4月9日より発売する。店頭予想価格は9,800円前後より。
「PRO10」
5種類の観察用アダプタが付属。8個のLEDライトを搭載し、LEDライトの1つ1つに、点灯/消灯などのサイクルを細かく設定可能。フォーカスはマニュアル。
モニタは320×240ドット表示の2.8型TFT液晶。モニタを2分割表示して、撮影した画像とリアルタイムで映している被写体を比較できる。モニタにはフォーカスエリアや十字/L字型のスケールも表示可能。
ズームは光学最大40倍とデジタル最大5倍で、最大200倍の拡大に対応。静止画の記録形式はJPG(1,600×1,200ドット)とBMP(640×480ドット)、動画の記録形式はMP4(320×240ドット)、AVI(640×480ドット)。
電源はリチウムイオン電池で、駆動時間は最大4.5時間。充電は専用のACアダプタで行う。MicroSDによる2GBのメモリを内蔵。本体サイズはW130×D67×H29mm、重量は約160g。店頭予想価格は39,800円前後。
「VT300」
「VT300」は携帯性に優れたモデル。明るさを8段階で設定可能なLED×4個を搭載。モニタは320×240ドット表示の2.7型TFT液晶。ズームは光学最大42倍とデジタル最大4.67倍で、最大196倍の拡大が可能。本体には2GBのメモリを内蔵する。
動画は3GP形式(320×240ドット)に対応。電源はリチウムイオン充電池で、付属のUSBケーブルで充電する。本体サイズはW121×D56×H28mm、重量は約125g。そのほかの仕様は「PRO10」とほぼ同等。店頭予想価格は31,800円前後。
「UM05」
PCで利用しやすいWebカメラ型の卓上モデル。オートフォーカス機能を搭載し、マニュアルフォーカスにも対応。4個のLEDを搭載し、1~80倍までの拡大が可能。ディスプレイにより倍率は変動するが、22インチディスプレイ使用時で320倍相当の拡大画像が得られる。
静止画の記録形式はBMPとJPG(ともに640×480ドット)、動画の記録形式はAVI(640×480ドット)。電源はUSBバスパワー。本体サイズはW110×D48×H38mm、重量は約90g。店頭予想価格は17,800円前後。
「UM02-01」
設置の自由度が高い卓上モデルで、4個のLEDを搭載。基本仕様は「UM05」と同等だが、動画の撮影には非対応で、静止画もJPGのみとなる。フォーカスもマニュアルのみ。本体サイズはW31×D105×H30mm、重量は約30g。店頭予想価格は9,800円前後。