熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ屋】、【知りたがり!】→【知り】と略表記します
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郷ひろみ |
●「郷ひろみが24歳差の年の差婚を発表」【スッキリ】【とくダネ】
【スッキリ】は、相手の徳武利奈さんに注目。化粧品メーカーの広報担当と紹介され、「それなりの顔とスタイルでなければできない仕事」と芸能ジャーナリスト・井上公造。さらに、「売り出し方のアドバイスができる上に、男性を立てられて、料理上手。これほど絶賛される女性は珍しい」とベタボメ。聞いた話ばかりなのに自信満々だ。
【とくダネ】は、年の差婚の話に。14歳年上の吉井和哉と交際中の眞鍋かをりは、「深い意味はありませんが、年の差婚をどう思う?」と聞かれて、「さらに若返っちゃうんじゃないかな」と苦笑い。
ちなみに、今月発売の新曲タイトルは『デンジャラー』。3度目の結婚で、2まわり年下女性を射止めた男にふさわしい。これも彼女の広報戦略?!
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中澤裕子 |
●「元モー娘。中澤裕子が交際8カ月のスピード婚を発表」【スッキリ】
相手はIT企業経営の39歳。「初めて会ったときから、一緒になると思っていました」という中澤のコメントが紹介され、祝福ムードに。しかし、続けてつんく♂から「エイプリルフールでないことを祈ってるわ」という突き放したメッセージが流れて苦笑い。"行き遅れリーダー"という唯一無二のキャラを失った彼女は、どう生き残る?
●「まもなく妊婦8カ月の山田花子に密着」【とくダネ】
大きくなったお腹を出して、ケア用のオイルを塗る花子。ちょっと太った小学生みたいで、違和感がない。その一方で、「ギリギリまで仕事したい」と体を張ったコントに励んでいる。そんな彼女が「(新喜劇の舞台で)木の役ならどつかれないし、転ばないのに」と心配顔の夫。花子が、「母親が山田花子ということで、恥ずかしい目にはあわせたくない」と不安を漏らすと、「変えなくていいよ。天職なんだから」と懐の深さを見せた。そんな夫婦から「妊娠に役立った」という精力増強剤を見せられ、「落ち葉のにおいがします」と顔をしかめる中野美奈子アナ。6月に退社するだけに、子作りに向けて興味津々に見えた。
●「葉山エレーヌが結婚を生報告!」【スッキリ】
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葉山エレーヌアナ |
番組冒頭に「葉山から重大発表!」の前振りが。もしや……と思っていると、突然「4月1日に婚姻届を提出しました」と話し出した葉山アナ。さらに、「至らないところばかりの私を支えてくれるちゃんとした男性。もったいない人」とノロけはじめた。これを聞いたテリー伊藤は、「叩かれて追い込まれて結婚したと思ってたら、そうじゃなかった。イイやつらしい」と好意的なコメント。一方、加藤浩次は、「正直、結婚できると思わなかった。ラテンの男性じゃないと無理かなと」と毒舌全開。どうやら出会いは友人を介しての食事……合コンっぽい。ひとつ年下の28歳で、遠くから見たら向井理に似ているらしい。そんな彼女が最もうれしそうな顔をしたのは、「もう葉山ではありません」と言ったとき。「恋愛が2か月しか続かない」と言われ続けた葉山アナの人生はまさに激変した。
●「大反響の"キスシーンだけDVD"がついにレンタル化」【スッキリ】
いきなり「みなさん、最近キスしてますか?」と尋ねる青木アナ。「葉山だけですよ」と返すテリー伊藤。もはや【スッキリ】の人気コーナーとなっているキスDVDの紹介がはじまった。しかし、紹介されたのは、雨の中、雪のクリスマス、寝たふりとベタベタのシチュエーションばかり。ただ、結婚式でのキスはおもしろかった。新郎にまさかのディープキスを仕掛ける新婦の姿に、列席者は騒然。結婚発表翌日の葉山エレーヌはバカウけ。でも、いつものノリノリモードは一切なかった。「しっかりした大人」へのイメチェン中らしい。
●「ロンブー・田村淳、モデル・矢野未希子との破局報道を語る」【知り】
記者会見で、「何かあったら、真っ先にこの番組で話す」と公言していたレギュラーコメンテーターの淳。新聞報道が先になってしまったからか、「報道の通りです……」と元気がない。そこに、「裏にはゴチャゴチャしたものがありますよ」とツッコミを入れる小藪千豊。さらに、「7カ月間、真剣に交際したんですけど、残念ながら……」と話す淳に、「何で半笑いなん。よそさんの娘さんをもてあそんだあげくに」と追い込みをかける。しまいには、「メインの人がこんな扱いの番組は観たことがない」と笑いだした。「『知りたがり』という番組なので(仕方ない)」と返す淳。「打倒【ミヤネ屋】」のためなら、何でも話しそうだ。
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田村淳 |
●「AKB48の前田敦子が総選挙辞退を発表」【スッキリ】【とくダネ】
「今回は応援する形にまわりたい」という前田。「ショックで言葉が出ない」と落ち込むファンたち。でも、新聞朝刊への全面広告 → 動画サイトでの涙 → 写真集発売イベントでの笑顔、というこの日の展開は、まさに「台本通り?」に見えてしまう。写真集のタイトルが『不器用』だったのが皮肉だ。
【スッキリ】は、前田が尊敬する映画監督・山下淳弘を直撃。「撮影のとき、『役者をやりたい』と宣言して驚いた。『髪の色を黒にして』と言ったら、すぐに『はい』と答えて、マネージャーが焦るほどやる気があった」という。これを聞いた加藤浩次は、「今、アイドルとして上にいるから、女優をはじめる怖さはあると思う」。テリー伊藤は、「『AKBでやり切った』という達成感があるだろうし、別に歌をやってもいいのだから」と理解を示した。
【とくダネ】は、「何で泣くの?」という小倉智昭の不満げな言葉からあやしい方向へ。「ここにきて分からなくなった。卒業ならもっと年上の人がいるし、いつという発表もないから、年内引っ張られるかも。大がかりな計画が考えられているかもしれない」と前田忠明。不穏な空気の中、「私がアイドルのころは、大人が動いていることを分かっていなかった。AKBではできないこともあるだろうし、頑張って欲しい」という菊池桃子に救いを見た。
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山下監督の『苦役列車』に出演する前田敦子。古本屋の店員というだけあり地味な印象だ |
●低カロリーで大人気、タニタ食堂が弁当発売【バード】
社員食堂のレシピ本がバカ売れし、1月オープンの食堂は連日行列ができるなど、飲食事業が絶好調の『タニタ』。今度は、ヘルシーメニューをそろえたお弁当『特製ランチボックス』(945円)を販売するという。お弁当の中身は、さわらの野菜あんかけ、酢入りきんぴら、こんにゃくの甘煮、ごはんの4段重ね。一般的な幕の内弁当は、727カロリー、塩分4.2グラムに対して、タニタの弁当は464キロカロリー、塩分2.2。何だかいい感じだ。銀座三越での期間限定販売だが、夏に本格販売の予定もあるという。「おいしそう」と目を輝かせる羽鳥慎一。「これで需要があるとわかれば、いろいろな会社が作るでしょう」と玉川徹解説員。最近、ヘルシーかガッツリかの2極化が進んでるけど、ほどほどがいいのでは?
●「小林幸子のお家騒動。退職? 解雇? 」【とくダネ】
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小林幸子 |
30年数年に渡って小林を支えてきた社長が突然解雇されたという。この騒動にベテラン芸能記者たちがエキサイト。「(昨年11月結婚の)夫が口出しするようになったのが原因。紅白の衣装も『僕なら3分の1でできる』と言って口論になった」と前田忠明。「社長は『小林幸子命』『彼女のためなら何でも』という人なのに」と武藤まき子。社長とのつき合いが長いからか、感情的だ。さらに、「来年50周年のプロジェクトが既に決まっていて、社長は『そこまではやらせて欲しい』と言っていたのにこれで全て白紙」と前田。「夫に相談するうちに、今まで見えなかったものが見えてきたのかもしれないが……」と武藤。小林本人は姿を現さず、何の説明もないだけに、現在昼ドラで演じているPTA会長役の冷徹な姿がオーバーラップしてしまう。
●「描き続けて30年。『コボちゃん』の植田まさしに注目」【バード】
代表作『コボちゃん』が連載30周年を迎えた漫画家・植田まさし。一日中、「考えて書く」の繰り返しで、年間1000本以上の4コマ漫画を書いているという。続ける秘けつを聞かれた植田は、「一生懸命考えるだけで近道はない。法則があったら教えて欲しい」とまさかの逆質問。この言葉に、「毎日締切があるなんてすごい。体調を整えるだけでも大変」と脱帽の赤江珠緒。さらに、「以前2週間に1度コラムを書いていたけど、ダメですぐやめちゃった」と長嶋一茂。それは残念すぎる。
郷ひろみ、中澤裕子、葉山エレーヌと先週に続き、結婚のニュースが多かった今週のワイドショー。これ以外でも、「ブラザートムが22歳年下女性と結婚」「はいだしょうこが一般男性と結婚」「吉村由美が妊娠を発表」「浅野忠信が仲里依紗との交際を認める」とハッピーラッシュだ。
ただ、ドロドロや暗いニュースもないとワイドショーは盛り上がらないもの。個人的には、「毎日17時30分に小田原駅前を徘徊する」という藤谷美和子を追いかけて欲しい。かつてドタキャン、失踪、皇居突入などで世間を騒がせた"プッツン女優"が戻ってくるのか?!
きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを提供するほか、業界通として『芸能★BANG!』(日テレ系)などに出演。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など
