「一人の夢が、みんなの夢に」を合言葉に、10代の「チャレンジャー」をテレビの前のみんなで応援していく新番組『ティーンズプロジェクト フレ☆フレ』が2012年4月6日(金)の午後6時55分よりNHK Eテレにて放送開始となる。
「夢を持てない子どもたちが増えている」と言われる一方で、人知れず大きな夢や目標に挑む10代の「チャレンジャー」。番組では、全国から10代の「チャレンジャー」を発掘し、さまざまな分野で活躍する著名人が「応援団長」として、「チャレンジャー」のもとを訪ねてその魅力や課題を伝え、テレビを通じて全国から"応援"を募り、応援者のアイデアや力を活かして、「チャレンジャー」が夢の実現を目指していく様子を追いかけていく。 本番組はNHK名古屋放送局の制作で、同局が50年に渡って制作してきた『中学生日記』に変わるものとなっており、ナレーションとして声優の平野綾が起用されている。
名古屋出身ということもあって、名古屋制作の番組に出られることを素直にうれしいと語り、「今年25歳になるので、お姉さん目線でナレーションをやらせていただいている」という平野は、「本当に10代の子たちを応援したくなるような心温まる番組なので、観ている皆さんにもそれが伝わればいいなと思う」と番組への意気込みを語る。
「今は活発なイメージを持たれていますが、10代の頃は学業に専念していて、真面目な生徒だった」と語る平野。「スカートも長く、厚いメガネをかけ、読書が好きで、あまり自分の意見を表に出さないタイプ」だったが、そのころの読書や勉強で得た知識が、現在の仕事にも活かされており、「あのときがなかったら今はなかった」と自らの10代を振り返りつつ、「今は昔から抱いている夢を叶えさせていただいて、さらに突き詰めていくために、できるだけ多くの夢を持って取り組もうと思っているので、10代のみんなにもそうしてもらえたら」と、現在の10代へのメッセージをおくった。
声優として役を演じるのとは異なり、ナレーションは「より自分の言葉で語りかけられるので、すごく感情移入できる」という平野は、「ナレーションをしていて、つい泣いてしまいそうになることがあるぐらい、10代の子たちの心がリアルに出ている番組だと思います。この番組を観て、自分も頑張らなきゃと思ってくださったり、この子たちと一緒に頑張ろうと思っていただけたら、すごくうれしいなと思っています。ナレーションとしてたくさん応援していきたいと思うので、頑張ります」とあらためて番組にかける意気込みを語った。
平野綾がナレーションを担当する『ティーンズプロジェクト フレ☆フレ』は2012年4月6日(金)より、毎週金曜日の午後6時55分よりNHK Eテレにて放送。同じくEテレでは、毎週土曜日の午後0時より再放送も予定されている。なお、初回放送では「女子高生ボクサー」が「チャレンジャー」として登場。その後も「高校生レーサー」「ご当地アイドル」「閉校する中学校の生徒会長」などが「チャレンジャー」となり、ケイン・コスギや福島和可菜、白鳥久美子、安倍なつみらが「応援団長」として支えていく。