フォルクスワーゲンは3日、アイドリングストップなどで低燃費を実現した「ポロ TSI コンフォートライン ブルーモーション テクノロジー」を発売した。日本で発売するポロとして過去最高となる21.2km / リットル(JC08モード)を達成している。

「ポロ TSI コンフォートライン ブルーモーション テクノロジー」

同車はフォルクスワーゲンの低燃費技術「ブルーモーション テクノロジー」を採用した1.2リットルTSIエンジンを搭載。具体的には、アイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを組み合わせている。このシステムはトゥアレグ、パサート、ゴルフなど上級モデルに採用され、その自然なエンジン停止、再始動と優れた燃費性能が高い評価を得ている。

ポロは従来から、日本で販売するフォルクスワーゲン車の中で最高の燃費20km / リットル(10・15モード)を誇るが、同車はこのエンジンにより、過去最高の21.2km / リットル(JC08モード)を達成した。

高級感あるインテリアも特徴のひとつ。ステアリングホイール、ハンドブレーキグリップ、シフトノブにレザーを採用。従来から評価の高いインテリアの質感と合わせて、エントリーモデルでありながら1クラス上の上質なドライビング空間を実現している。

直列4気筒SOHCターボエンジンのパワーは105PSで、トランスミッションには7速DSGを採用。価格は218万円で、新エコカー減税対象車。5月から変更される重量税で見た場合、すべての補助金の合計は21万8,400円になる。