ワコムが技術協力を行った小学生向け3Dプリンタ体験イベント「3Dプリンタ体験ツアー」が3月27日、千葉県・千葉市科学館にて開催された。

本イベントは、最先端の3D造形技術を楽しく体験できる場を子ども達に提供するため、同社とファソテック、千葉市科学館が共同で開催したもの。当日は、3Dプリンタの仕組みや造形までの流れを映像で紹介したほか、実際に子どもたちが同社の液晶ペンタブレット「Cintiq 21UX」を使って3Dデータを制作できる体験コーナーも設けられた。

3Dプリンタの説明を受ける様子

ワコムの液晶ペンタブレット「Cintiq 21UX」でデータをスケッチする様子

また、2種類のモデル材料を混合して同時に造形できるという、世界初のマルチマテリアル型3Dプリンタ「Objet260 Connex」も登場。画面上の3Dデータが実際に「もの」としてプリントされていく様子を見学した小学生らからは、「すごーい!!」といった歓声があがっていたという。

造形された3Dモデルに触れて驚く子どもたち

作成されたデータを3Dプリンタで造形したもの