パナソニックは2日、防湿防雨器具対応タイプのLED電球「LDA9LHW」「LDA7LHW」「LDA5LHE17W」を発表した。発売は4月21日。価格はオープンで、推定市場価格はLDA9LHWが5,000円前後、LDA7LHWが3,000円前後、LDA5LHE17Wが3,200円前後となっている。
3製品とも、光色は電球色相当。口金は、LDA9LHWとLDA7LHWがE26で、LDA5LHE17Wが小型電球用のE17を採用する。明るさは、LDA9LHWが40W相当(630lm)、LDA7LHWが30W相当(430lm)、LDA5LHE17Wが25W相当(360lm)となっている。消費電力はLDA9LHWが9W、LDA7LHWが6.7W、LDA5LHE17Wが5.2Wだ。
防湿防雨器具対応とは、湿度が高い環境でも利用できるタイプのランプ。浴室灯などの防水タイプの密閉器具には、水の浸入は防げても、器具内の湿度が上がってしまうタイプの製品が存在する。そのような器具では、一般的な密閉器具対応のLED電球よりも、より高湿度な状況で利用可能な防湿防雨器具対応タイプのLED電球を使用するほうが望ましい。なお、LED電球自体が防水性を持っているわけではないので、裸の状態で屋外で使用することはできない。
同時に、既存のLED電球の2個入りパッケージ4製品も発表した。ラインナップは、300度の広配光角を持つ"全方向タイプ"の昼光色60W相当モデルの2個パック「LDA11DG2T」と、同じく"全方向タイプ"の電球色50W相当モデルの2個パック「LDA11LG2T」、小型電球タイプの昼光色50W相当モデルの2個パック「LDA6DHE172T」、小型電球タイプの電球色30W相当モデルの2個パック「LDA6LHE172T」。いずれも発売は4月20日で、価格はオープン。推定市場価格は7,000円前後となっている。