主婦に特化した人材サービスを展開する株式会社ビー・スタイルが、188名の主婦層を対象に「震災後のお金の意識」についてアンケートを実施した。調査では、震災を機に仕事への意欲が高まっている実態が明らかとなった。
調査は、2011年2月8日から2011年2月20日に、同社が展開する「ビー・スタイル」派遣登録者、求人媒体「しゅふJOB」に登録している188名(既婚171名、独身17名)を対象にインターネットで実施。「震災後、家族のために収入や貯蓄などお金を増やそうとしましたか」という質問には、約40%の主婦層が当てはまると答えた。「どのようにお金を増やそうとしたか」という質問には「新しく仕事に就こうとした」が64.5%とトップ。そのうちの約6割は仕事に就いておらず、震災を機に主婦層の仕事への意欲が高まっていると伺える。
約4割が震災後に「お金を増やそうとした」と答えている |
「震災後のお金の使い方でもっとも変化があったのは」という質問には、「食品は高くても安全なものを買うようになった」が58.2%で第1位。具体的な例として、「子供がいるので、飲み水にはミネラルウォーターを購入するようになった」というコメントが寄せられた。以下「光熱費などの固定費を節約する(55.1%)」「贅沢を控える(39.8%)」が続くが、「節約意識も大事だが、家族で過ごす時間には少し贅沢を楽しみたい」という意見も寄せられた。
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