株式会社NTTアドは、2012年3月に「タブレット等を活用した旅行市場調査」を実施した。調査によると、スマートフォン・タブレットを積極的・有効的に活用する人は、旅行の頻度や一回あたりの旅行に使う金額が高く、旅行への期待度や感度が高い「旅行アクティブ層」であることがわかった。

調査は20歳~69歳の男女でスマートフォンおよびタブレット利用者950人を対象に、2012年3月9日~3月14日にインターネットで実施。旅行でのスマートフォン、タブレット利用経験を聞くと、69.4%が「使用したことがある」と回答。

いつ利用したかについては、「旅行前」には49.2%、「旅行中」には59.8%、「旅行から帰ってから」は41.3%。性別・年代別で比較すると、男性の「旅行中」の利用は、60代以上が65.0%と最も利用率が高いという結果が出た。女性は旅行前、旅行中、旅行後すべてにおいて20代の利用率が軒並み高いという結果となった。

旅行でスマホ利用をしたいと考える人の割合も高い

直近の旅行でスマートフォン・タブレットを使った人の40.7%が、その旅行を「非常に充実していた」と回答していたことがわかった。一方、使わなかった人では「充実していた」と答えた人は29.2%。スマートフォン・タブレットを使った人のほうが、使わない人より10ポイント以上も充実度が高いという結果となった。

また、旅行でスマートフォン・タブレットを使う人は、1年間の国内旅行の平均回数は2.81回(全体平均2.33回、使わない人平均1.24回)という結果に。さらにスマートフォン・タブレットの保有者は国内旅行1回で使うお金の平均は45,300円(全体平均41,468円)と、非保有者に比べ旅にお金をかける傾向があることもわかった。

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