「正社員」「契約社員」「派遣社員」など、昨今の若年女性層をとりまく職業環境は多様化している。M1・F1総研ではその中でも、「派遣の働き方」に着目し、調査を実施した。調査対象は「就職・転職するにあたり検討している雇用形態」(複数回答)として「派遣社員」を選んだ女性2,215人。
女性たちが「仕事」に求めていることは
「仕事を選択する際に重視することは?」との設問に対しては、「時間・休み」に関するものと「職場環境・仕事内容」に関するものが高い支持を集めた。
「時間・休み」には、しっかりと働く時間を自分で決めることができ、プライベート時間の予定をしっかり立てることもできる、そんな「自分時間の充実」を重視したいとの思いが表れている。
「職場環境・仕事内容」では、「環境・雰囲気のよさ」を最も重視しているのを筆頭に、「仕事内容が合う」「能力が活かせる」「成長できる」といった、仕事そのものの「質」「充実」さらには「自分らしい働き方」を求める傾向も見てとることができる。さらに注目すべき点として、「給与」「昇給」といった金銭的な条件を強く重視する人の割合が低い点が挙げられる。
「派遣」というスタイルのメリットとは?
「次回の就職・転職先の雇用形態として『派遣社員』を検討する理由は?」という問いについては、上位には「働く時間・日数が自由に選べる」「休みを取りやすい」「給与はそこまで高くないものの他の条件が合いそう」「仕事内容が自分に 合いそう」といった項目があがった。
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