HDRアート撮影がおもしろい!

バーゼル駅構内には、なぜか巨大なミラーボール

編集H「あと、HDRアート。青木さんお気に入りの。」

青木「こういう絵って、撮っていて見飽きると思うじゃないですか。けれど、撮り始めると、HDRアートモードを使いたくてけっこう撮っちゃう。なんというか、画像加工のあんばいがいいんですよ。複数枚画像を合成するタイプのPCソフトより作風がスッキリしていてポップなんです。

この風景をHDRアートで撮ったらどんな絵になるかな、という楽しみもあります。慣れてくると、こんな絵になりそうだとわかってくる。ここでHDRアートの出番だ!とかね。それも楽しい。」

編集H「私は"このシーンをHDRアートと通常の写真で両方残したい"といつも思うんです。だから、ワンショットで両方撮れる機能がほしいです。」

青木「普通に撮って、あとから加工すればいいじゃないですか。イメージングスクエアで。」

編集H「イメージングスクエアは、油絵風や刺繍など作風がバラエティに富んでいるのがいいですね。ただ、そこまで凝らなくてもいいから、シャッター"一発"、後作業なしでアート風になるのが嬉しいんです。」

ローカルの鉄道車両は車体が赤く、また窓が青空を映すので、HDRアートがよく似合う

酒屋のショーウィンドー。カラフルなディスプレイがHDRアートを誘う

再び金ピカのバスを今度はHDRアートで

青木「さて、Hさんからの不満も出たところで(笑)、そろそろまとめに入りたいんですが。」

編集H「不満とか言わないでくださいよ。希望です、希望!」

青木「あはは。」

編集H「このストレスのない快適な撮影の流れを多くの人に体験してほしいです。あと、カメラ自体のデザインも好き。性別年齢を問わずオシャレに感じられるカメラですよね。」

青木「うん。以前の記事にも書いたんですが、やっぱり撮るのが楽しいカメラ。ストレスがない。だから撮りたくなるし、こんな旅の思い出話も楽しくなる。あともうひとつ、バッテリーのもちの良さも褒めたい。とにかくバッテリーが減らないんですよね。」

編集H「私は途中でバッテリー切れましたけど。」

青木「だって、それは充電し忘れたからでしょ(笑)。」

編集H「長くもつから、つい充電を忘れちゃうんですよ。ホンダのカブみたいですね。あまりの燃費の良さに、蕎麦屋さんの出前がいつ給油したか忘れてガス欠しちゃうって話。」

青木「バッテリーのもちがいいことは、旅に持って行くカメラとして一番重要な性能かもしれませんね。充電環境が確保しにくい海外では特に。貴重なワンシーンに出会ったとき、カメラが使えないほど残念なことはないですから。」

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