3月24日、横浜市鶴見川中流域川辺にて、水をテーマにした地域社会貢献活動「AQUA SOCIAL FES!! 2012」のプログラムのひとつである~みんなの鶴見川流域再生プロジェクト~「鴨居~綱島・中流川辺自然観察とウォーキングとクリーンアップ」と題するイベントが開催された。
ウォーキング前には2人1組で準備運動を行うので、初対面でも親交を深めることができる |
プロジェクトの第1回目となるこの日は、鴨居~綱島までの約12キロをウォーキングしながら、水辺の研究を行うNPOの専門家の話を聞き、河川の環境保全・回復についての理解を深めるとともに、参加者全員で鶴見川流域のクリーンアップ活動が行われた。
ウォーキングの合間に、講師による解説やクイズ出題が行われる |
子どもにも分かりやすいよう、イラストを用いて説明することも |
同プロジェクトは、上流・中流・下流の3パートそれぞれが抱えている課題に取り組み、鶴見川の原風景を取り戻すとともに、市民が集える川へと再生させる狙い。今後のプログラムでは、中流域を歩きながら、特定外来植物の除去ならびに在来自然植生の保護・移植作業を行う予定だ。
企画運営を行っているのは、株式会社トヨタマーケティングジャパン。新型ハイブリッド車「AQUA」の発売にあたり、一般参加型の新しいプロモーション「AQUA SOCIAL FES!!(アクアソーシャルフェス)」を全国50カ所で展開するうちの一つのプログラムだ。「あしたの『いいね!』をつくるんだ」をスローガンに、日本全国のNPO法人らと、車名にちなみ「水(=AQUA)」をテーマにした自然環境保護・保全活動に取り組む。
「みんなの鶴見川流域再生プロジェクト」の第2回目のテーマは、「保水の森再生とホタルの水辺再生作業体験」。4月22日に開催が予定されている。鶴見川の水源となる森を歩きながら、保水の森の役割や流域全体とのつながり、これからの課題について学んだ後、参加者全員で、草刈り、土のう作りや川辺の管理通路作りといった作業を行い、最後にホタルの幼虫の放流を行う。
「AQUA SOCIAL FES!!」は、全国各地でプログラムを実施、募集を行っている。来月は沖縄で『沖縄の海を元気にするフェス「ビタミンSEA」』、千葉で『みんなで守るウミホタルの里海』、神奈川で『Kanagawa Beach Creation』、愛媛では『重信川の自然再生・保全プロジェクト』などが予定されている。
すべてのプログラムは、「AQUA SOCIAL FES!! 2012」ホームページ(http://aquafes.jp/top/)から参加申し込みが可能。(申込者多数の場合は抽選)。
全国での活動を通して、1年間でのべ1万人の参加を見込んでいる。
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