イギリスの映画雑誌エンパイアが主催する映画賞「エンパイア・アワード2012」の受賞式が3月25日(日)にロンドンのグロブナー・ハウス・ホテルで行われ、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年)が作品賞に輝いている。
人気シリーズ最終章となった『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は作品賞のほか、デイビッド・イェーツが監督賞を獲得している。そのほか『裏切りのサーカス』(2011年)は、主役のジョージ・スマイリー役を演じたゲイリー・オールドマンが、ダニエル・クレイグ、ライアン・ゴズリング、ダニエル・ラドクリフ、アンディ・サーキスらを押さえて主演男優賞を獲得したほか、最優秀英国映画賞と最優秀スリラー賞の計3部門を受賞した。
エンパイア誌のマーク・ダイニング編集長は「イギリス映画の数々は、ここ数年世界でも人気を博していますので、今夜ここイギリスでの評価を目の当たりにし感激しています。エンパイア誌の読者は業界屈指の集団ですし、素晴らしい過去12カ月間における、それぞれのベストを選出してくれました。オリンピックやUEFA欧州選手権2012が迫る中、今夜の国産映画から出た英雄達は、国民がイギリスの大成功を願うこの1年をスタートさせてくれたのです」とコメントを寄せている。
(BANG Media International)
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