女優の谷村美月らが、24日、東京・新宿バルト9で行われた、映画『サルベージ・マイス』の初日舞台あいさつに出席した。
映画『サルベージ・マイス』は、奪われた宝を盗み出し、本来の持ち主に返すことを生業とする正義の怪盗"サルベージ・マイス"の真唯(谷村)が、空手で大の大人もなぎ倒す少女・美緒(長野じゅりあ)と共に、私利私欲のために高価な美術品を狙う窃盗グループと戦うアクション・エンタテインメント。
舞台あいさつには、谷村、長野のほか、キャストの長田成哉と田崎竜太監督が出席し、田崎監督は「役者と空手家と仮面ライダーの監督が出会って、どう化学反応を起こしたか観て頂きたい」とPR。空手歴10年の経歴を持つ長野が、空手の型を披露する場面もあり、集まった観客からは温かい拍手が贈られた。
「観てスカッとして頂きたい」と笑顔であいさつした谷村は、初のアクションシーンに挑く戦しており、「クランクイン前からアクションの練習をしました。アザはありましたけど、ケガをしないように気を付けてましたね」と話したが、「周りの方は、初日から救急車出動もあるくらいケガしてた」とエピソードを披露。撮影はすべて広島で行われたそうで、田崎監督は「広島は、海と山が迫っていて映画のロケ地としては好適地」と絶賛し、長田は「広島の良さが伝わる映画。僕の爽やかなアクションシーンにもご期待下さい!」とアピールした。
また、オーディションで600人の中から抜擢され、同作で女優デビューした長野は「お芝居とか初めてで頑張ったので、みなさん観て下さい」と初々しくあいさつ。「オーディションに受かって、通行人くらいの役だと思ってたんですが、台本を見たら、谷村さんと同じくらいセリフがあってびっくりした」と振り返り、「撮影の時、学校のテストが重なってて観光はあまり出来なかったんですが、オフの日に宮島で鹿と遊んだり、牡蠣を食べたりしました」と広島を満喫した様子。お好み焼きを食べるシーンの撮影では、「たくさんNGを出してしまったので、お腹いっぱいになるまで食べました」と話して笑わせていた。
『サルベージ・マイス』は現在全国ロードショー中。
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