蒸し暑い日本の夏とは切っても切れない関係なのが「汗」と「におい」。外出やおしゃれを楽しみたいのに、汗染みやにおいが気になって「夏が苦手」という人も多い。日々の「夏の汗・ニオイ対策」を、皆はどのように乗り越えているのか。東京都内で5つの医院を展開する美容外科・皮フ科「東京イセアクリニック」では、2月28日~3月11日の13日間、都内在住・通学・勤務の20代~40代の日本人男女計203名を対象に、「汗とニオイ」に関するアンケート調査を実施した。

「汗かきだ」と感じている人は8割以上

自分が「汗かきだ」と感じている人は、全体の8割以上を占めている。全体の7割以上、そして汗かきの人では実に9割が「ワキ汗が嫌」だと感じており、4割以上が「ワキ汗、ワキの汗染み・黄ばみ」に悩んでいる実態が明らかとなった。ワキ汗の汗染み・黄ばみ、多汗症に悩む人の半数以上は「汗染み目立つ色は買わない」とし、特に「グレー・灰色」の服については3割の人が「買わない」と回答した。また素材に関しては、「綿・サテン生地」を敬遠する傾向が目立った。

自分は汗をかきやすいタイプだと思いますか?

女性は107名中、約7割の72名が「化粧落ちするのが嫌」だと感じている。汗かきだと感じる人の半数以上が、汗をかくのは「服がぬれるから嫌」「不快」だと答え、全体では半数以上が、汗をかくのは「身体がベタつく」「汗染み・黄ばみになる」から嫌だと感じているようだ。汗やにおいを抑えるための対策としては、制汗スプレーの使用が半数を占め1位に。「タオルやハンカチでこまめにふく」「シャワーをこまめに浴びる」が続く。

特に汗をかきたくない身体の部位はどこですか?&なぜ、その部位に汗をかきたくないですか?

汗、臭いを抑えるために対策や工夫をしていますか?

自分が気にするほど、相手は気にしない?

「パートナーの汗かき」については、全体の35%が「愛する人なら気にならない」「むしろいとおしい、セクシー」と回答しているものの、37%は「ニオイそう」「くさそう」「不快、不潔」「周囲に失礼」と嫌悪感を示している。また、全体の半数以上がパートナーの気になる汗やにおいは「直接、口頭で伝える」と回答した。

パートナーが汗をかくことへの感情は?&汗、臭いが気になる場合、どう伝えますか?

「年を取ると、汗量は増える」とする割合は、全体の2割以上で第1位。また全体の半数以上が「ワキ汗抑制施術」を「やったことがある/やってみたい」と回答し、医療的な施術への関心の高さがうかがえる結果となった。

年齢を重ねることで汗量は増えましたか?

汗に関する悩みで、医療機関を訪れたことはありますか?

【関連リンク】

汗、ワキ、加齢臭…節電&猛暑の夏、男性社員のニオイが不快な女性は6割も!

アンダーヘア、男性8割手入れなし - 女性、相手が"ケアしていない"はイヤッ

不快な「ワキ汗」「足汗」「胸汗」――涼感下着で節電対策を - トリンプ