ワコールは、チェーンストア(量販店)向けブランド「ウイング」より、「カロパン」を発売する。「カロパン」は、健康的な生活と美しいからだを目指す「スタイルサイエンス」初のショーツアイテム。ネット通販サイト限定発売とし、さらにワコールウェブストアでは、歩数計のように身に付けておくだけで1日の消費カロリーを表示するオムロンヘルスケアの健康機器、「活動量計」とのセット販売も実施する。ワコールウェブストア、一部のウェブ通販サイトで3月22日より発売開始。
「着用感がきつく感じる」がネックに
「ウイング」では、「スタイルサイエンス」商品グループとして 2005年秋に「スタイルアップパンツ」を発売、2008年秋に「スリムアップパンツ」、2011年秋には初のショート丈となる「ズルイパンツ」を発売した。ワコールのアンケート調査によると「スタイルサイエンス」の認知度は 74%と高いものの、58%の人が「まだ着用したことがない」と回答。また、機能性下着を着用しない理由として 1 位が「着用感がきつく感じる」(35%)、2 位が「下にショーツ等を履く 2 枚履きが面倒」(20%)であることなどが明らかになった。
入門編として、日常アイテムとして
このような調査結果より、「スタイルサイエンス」を着用したことがない人への入門編として、また機能性下着の着用習慣が定着しなかった人へ、軽い着用感で日常アイテムとして使える、「スタイルサイエンス」初のショーツアイテム「カロパン」を企画。従来のチェーンストア以外の購入層にむけてウェブ通販サイト限定で発売した。
主な特徴として、両サイドにあるドーナツのような円形の構造が股(こ)関節を支え、 脚を前後に動かしやすくすることで歩幅が広くなり、歩くスピードがアップしてカロリー消費に適したエクササイズ歩行への変化が期待できるという。また、つぎ部分が少ないシンプルなデザインで、丈が短くアウターウェアに響きにくく、好みのファッションを楽しめる。
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