JR北海道は23日、小樽駅リニューアルにともない改装中だった駅構内の店舗エリアを、4月25日よりオープンさせると発表した。駅構内に分散していた店舗を北側に集約し、「古き良き小樽」と「新たな小樽」の良さをミックスした空間にするという。

函館本線小樽駅(2011年2月撮影)。2010年より内部リニューアルが進められた

現在の小樽駅の駅舎が建設されたのは1934(昭和9)年。道内最古の鉄骨鉄筋コンクリート造りの駅舎であることから、国の有形文化財にも登録されている。2010年に着工した改修工事では、外観の復元や耐震性の確保に加えて店舗エリアの改装などの内部リニューアルも進められていた。

リニューアルオープンする店舗エリアのコンセプトは 『Nostalgic Modern(ノスタルジック・モダン)』。地元の老舗店舗から北海道初出店・小樽初出店の店舗、さらにデパ地下風の食のセレクトショップなど多彩な店舗構成で「古き良き小樽」と「新たな小樽」を演出する。

出店店舗は、「バーガーキングJR小樽駅店」(営業時間7:00~22:00)、「Cafe可否茶館」(営業時間8:00~20:00)、「小樽サンジェルマン」(営業時間7:30~20:00)、「駅なかマートタルシェ」(営業時間9:00~20:00)、「北海道四季彩館小樽店」(営業時間6:45~22:00)。