NHKワンセグ2で放送されていた企画オーディション番組『青山ワンセグ開発』が4月6日よりEテレでスタート。同番組で初MCを務めるアイドルグループ・ももいろクローバーZが22日、都内で第1回の収録に臨んだ。

左から有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに 拡大画像を見る

『青山ワンセグ開発』は、番組制作者たちが10代~20代向け「5分番組」の企画を持ちより、視聴者投票でレギュラー化するコンテンツを決定するという内容。過去にレギュラー化された番組には、地味な女子大生の日常を描いたドラマ『野田ともうします。』などがある。4月からは毎週、ももクロのメンバーが1~2名出演し、制作者によるプレゼンに容赦ないツッコミやダメ出しをしながらバトルを盛り上げていく。

初収録を終えた感想を聞かれた有安杏果は、「初めてのMCだったのでドキドキしたけど、本当に楽しめました。それぞれの企画に対して私たちの率直な感想をズバズバ言えるので、私たちらしい番組になると思います」と手ごたえを感じた様子。佐々木彩夏も「私たちが10代の代表として意見を言い、視聴者の皆さんと一緒に番組を作っていきたいです」と抱負を語った。

そんな中、「プレゼンで勝つための秘けつは?」と聞かれた玉井詩織は、「モノをくださるプレゼンターがいらっしゃるんですけど、私たちも人間なのでそういう部分で優先順位が付いてしまうことも(笑)。宝石とかをいただけたら完全勝利ですよ!」と大胆な発言を。このコメントからやや流れが変わり、「この番組を機に、『紅白』に出場したい!」(佐々木)、「深夜に放送されている『映像散歩』をももクロ流に作りたい!」(高城れに)とそれぞれ野望を宣言。センターを務める百田夏菜子も「私たちは一応、"ゴレンジャーシステム"(5人組戦隊モノ風)なので、小さい子供たちのウケもいいはずです。だから、Eテレの『いないいないばあっ!』とコラボするのもいいかも!」と自ら企画をプレゼンした。