ソニーは22日、2つのディスプレイを搭載した折りたたみ型のAndroidタブレット「Sony Tablet Pシリーズ」にWi-Fiモデル「SGPT213JP/H」を追加したと発表した。市場想定価格は50,000円前後で、月21日より発売する。

Sony Tablet Pシリーズは、5.5型ウルトラワイドVGA(1024×480ドット)ディスプレイを2つ搭載したAndroid端末。「片方のディスプレイでビデオを再生し、もう片方に操作系ボタンを表示」「メール利用時に片方に作成画面、もう片方にソフトウェアキーボードを表示」といった使い方ができる。また、2つのディスプレイを1つの大画面として利用することも可能。これまで同シリーズは、3GとWi-Fi通信に対応した「SGPT211JP/S」が提供されてきたが、今回新たにWi-Fiのみに対応した「SGPT213JP/H」の提供がアナウンスされた。

Wi-Fiモデル「SGPT213JP/H」

SGPT213JP/Hは本体カラーに新色のグレーを採用したほか、16GBのmicroSDカードが付属。本体の寸法・重量は約180mm×26mm×79mm(閉じた状態)・約356g。なお、4月下旬に提供される予定のSony Tablet向けシステムソフトウェアのアップデートを導入することで、OSのバージョンをAndroid 4.0.3にアップデートすることができる。

このほかソニーでは、Wi-Fiモデルの提供にあわせて、Sony Tablet Pシリーズ向けの着せ替えパネルのラインアップを拡充。メタリックな質感の「ゴールド」「ブルー」、光沢感のある「ピンク」の3色を提供する。こちらの市場推定価格は5,000円前後。

Sony Tablet Pシリーズ向けの着せ替えパネル

(記事提供: AndroWire編集部)