ウェザーニューズは21日、「第一回花粉症調査」の結果を発表した。同調査は、3月8日~13日の期間に、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」および携帯サイト「ウェザーニュース」の利用者を対象に行われ、計3万708人(男性37%、女性63%)から有効回答を得た。
花粉症の症状は昨シーズンと比べてどうかと聞いたところ、「症状は重い」の12.7%、「同じくらいの症状」の39.6%を合わせると52.3%となり、花粉飛散量は昨シーズンの3割程度といわれているにもかかわらず、昨シーズンと同程度以上の症状を感じている人が半数以上いることが判明した。一方、「症状は軽い」は47.7%だった。
「症状は重い」と「同じくらいの症状」の合計の割合を都道府県別にみてみると、最も多かったのは宮崎県で78.8%。以下、2位が長崎県で76.9%、3位が鹿児島県と高知県で76.6%、5位が熊本県で67.9%と続き、10位以内はすべて西日本エリアとなった。
花粉症対策をいつ頃からしているかとの質問に対しては、40.8%が「対策をしていない」と回答。続いて、「3月上旬から」が17.8%、「2月下旬から」が11.1%となり、飛散が始まった時期から対策をとり始めた人が多いことが分かった。また、「対策をしていない」の結果を男女別でみると、女性の38.5%に対して男性が44.6%と、男性の半数近くが対策をしていないことが明らかになった。
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