プラチナ万年筆は25日、万年筆の最大の弱点である、長期間放置によるインク詰まりを解消するキャップ「スリップシール機構」を搭載した「♯3776センチュリー」から、新色ブルゴーニュを発売する。
「♯3776」は理想の万年筆をめざし、作家で万年筆コレクターの故・梅田晴夫氏を中心とする研究グループによって開発された、同社を代表するロングセラーブランド。昨年7月に発売されたスリップシール機構付きのタイプは、先月末までに累計販売本数1万本を超え、好評を得ている。
このほど発売される新色ブルゴーニュは、その名をフランス有数のワイン生産地に由来し、ともに時間をかけ完成する姿を重ね合わせたワインカラーを採用。深い赤の色合いをほのかに透明にしたことにより、まるで漆を施したように艶やかなイメージに仕上がっている。
今回、新色発売記念特典として、初回生産600本までにシリアルナンバー付ブロッターカード(インク吸取り紙)が付属される。価格は1万500円。