刑事ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)のスペシャル・ファンミーティングが、16日、内幸町のイイノホールで行われ、キャストの川原和久、六角精児らが出席した。
左から、山西惇、六角精児、大谷亮介、川原和久、山中崇史 拡大画像を見る |
『相棒season9』のブルーレイ&DVD発売を記念して行われたイベントには、川原、六角のほか、キャストの大谷亮介、山中崇史、山西惇が出席。かつて深夜に放送された"裏相棒"の舞台版として、『相棒』の監督を務める近藤俊明の脚本による『"裏相棒"劇場版 絶体絶命 高いまんじゅう』と題された寸劇を披露した。米沢(六角)の机の上のまんじゅうを誰が食べたのか? という事件をコメディータッチで解決していく舞台に、招待された250人の『相棒』ファンは大喜び。上演中、六角がセリフを何度もかんでしまうと山中に、「カミカミじゃん!」と突っ込まれ、「こんなにセリフが多いの久しぶりなんだもん!」と返して笑わせていた。
2002年の連続ドラマ開始以来、10年間共演をしているキャスト陣に、ファンからの質問コーナーも。『相棒』スタート前と変わったことは? という質問に、六角は「髪型を変えられないことですね。正直、この髪型は好きじゃないし、さっぱりイメチェンしたいんです」と、今やトレードマークとなったおかっぱ頭に不満げの様子。続く、お互い直して欲しいところは? という質問には、山西が「川原さんが、たまにすれ違う時に『ギャラ泥棒!』って、(川原演じる)伊丹の調子で言ってくるから止めて欲しい……」と告白すると、川原は「役柄が言わせてるんだ」と苦笑いしていた。
また、先月、歌舞伎役者・9代目松本幸四郎の長女・松本紀保との交際が報じられた川原は、寸劇中に「イヨー!」とイジられたり、トーク中も共演者たちに、「どうなんですか?」と突っ込まれ、終始汗だく。のらりくらりと話題をかわしていたが、あまりのしつこさに「多くは語れないけど、ごあいさつはしました」と結婚に向けて順調なことを報告すると、会場からは温かい拍手が贈られた。『相棒season9』のDVD-BOXは、6枚組が17,880円、5枚組が14,900円、ブルーレイBOXは、6枚組で39,800円で発売中。また、現在放送中の『相棒season10』(テレビ朝日系)の最終回スペシャルが、21日20:00~放送予定。