仏事関連サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋では、近年注目を集めている「永代供養墓」についてまとめた。「将来お墓を継ぐ家族や親せきがいない」という社会的背景や「お墓のことで子供に負担をかけたくない」という声を受け、寺院や霊園が永代にわたって供養をする永代供養墓への注目が高まっているという。

永代供養は、遺骨の安置方法によって3種類に分けられ、個別安置型・集合型・合祀(ごうし)型がある。

また、同社が提供している永代供養墓にも屋外集合型や樹木葬、室内墓苑(ぼえん)など多くの種類があり、予算や供養スタイルに応じて選ぶことができる。

とくに室内墓苑はコンピューター制御による可動収納型のお墓で、天候に左右されずいつでもお墓参りができると好評だ。一般的なお墓から永代供養墓に移行させるケースもあるという。

枯山水風の和風庭園をモチーフにしたお墓。基本的には集合型だが個別安置ができるようになっている

「自然に還りたい」と希望する人のために発展したスタイルで、桜の木が墓標の代わりになっているタイプ。桜の季節に合同供養式が行われている

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