デルは15日、同社が提供するAndroidスマートフォンの新製品「Dell Streak Pro」の発売記念イベントを都内で開催した。同イベントには、元格闘家の須藤元気さんが600名を超えるダンサーと共にロボットダンスを披露し、集団パフォーマンスの世界ギネス記録に挑戦した。
Dell Streak Proは、ソフトバンクモバイルとイーモバイルの通信キャリア2社から3月上旬に発売が開始されたDELL製の最新スマートフォン。本体には4.3インチのQHD高精細スーパー有機ELディスプレイを搭載し、CPUにはハイパフォーマンスな1.5GHzデュアルコアCPUを内蔵する。
須藤元気さんは7人組のダンス集団「WORLD ORDER」を結成し、2010年以来、デルと様々な共同プロモーションを行なっている。今回のイベントはDell Streak Proの発売を記念して、須藤さんらが集団パフォーマンス世界ギネス記録に挑戦するというものだった。
イベントで登壇した同社マーケティング本部 統括本部長の原田洋次氏は「Dell Streak Proは、見やすさ・操作性・持ちやすさの面で、世界一使いやすいスマートフォンだと自負している」と語った。この"世界一"が何か形に残ることをやろう、ということで今回、須藤さんの率いるダンス集団が世界ギネス記録に挑戦することになったのだという。
須藤さんらが挑戦するのは「Largest Robot Danceギネス記録」。一緒にロボットダンスを踊った人数の多さでギネス判定が行われる。ちなみに現在の記録は、2010年9月19日にアメリカ・イリノイ州のAdlai E.Stevenson高校が達成した525人。したがって今回、「526人以上の参加者が、全員で同じ動きのロボットダンスを、5分間以上踊り続ける」ことでギネス達成となる。一般公募によりこの日、会場に集まったダンサーは640人だった。WORLD ORDERの7人組と合わせて、総勢647人でのギネス記録挑戦となった。
ダンスが終わると、会場に散らばっていた審査委員が集まり、審査が行われた。その結果、647人が全員踊っていたことが確認され、新しいギネス記録として正式に認定された。
ギネス記録が決まると、須藤さんも一緒に踊ったダンサーたちと喜びを分かち合っていた。原田氏は「Dell Streak Proの発売に際して、このような世界記録という華を添えていただけてとても光栄です」とコメントした。
囲み取材で、須藤さんは「デルさんは世界中で展開している企業。WORLD ORDERも、ワールドワイドな活動をしていきたいと思っています」と語った。既に海外公演もいくつか決まりつつあるという。また、「何をするにも人と人とのつながりが大事なんだな、と思いました。この場を提供して頂いたデルさま、一緒に踊ってくれた仲間たちに感謝しています」と爽やかな笑顔でコメントした。握りながら踊ったDell Streak Proに関しては、「グリップが最高でした。ラバー素材なので、落とす心配がありませんでした」と率直な感想を述べていた。
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