東芝は13日、液晶テレビ「レグザ」の新シリーズ「HB2」を発表した。ラインナップは「40HB2」「32HB2」の2モデルで、発売は3月16日。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は40HB2が17万円前後、32HB2が12万円前後となっている。
「HB2」シリーズは、ブルーレイディスク(BD)ドライブとHDDを内蔵したオールインワンモデル。搭載しているチューナーは地上/BS/110度CSデジタル×2基に地上アナログ×1基。視聴中の番組の裏番組録画にも対応している。内蔵するHDDの容量は500GBで、USB接続タイプの外付けHDDへの録画も可能だ。USBハブを使用すれば、最大4台まで外付けHDDを同時に接続することができる。
放送をダイレクトに録画する場合の保存先はHDD(内蔵/外付け)だけで、BDへの記録はHDDからのダビング時のみ実行可能。HDDへ録画する際の記録モードはDR方式のみとなっており、長時間録画モードは備えていないが、BDへの記録時にはAVC記録またはVR記録が利用可能で、自由にビットレートを変更することができる。また、記録用メディアの容量にあわせて自動的にビットレートを変更する「ぴったりダビング」機能も装備している。
映像エンジンは、超解像技術「レゾリューションプラス4」を搭載する「レグザエンジン」。バックライトはLEDで、使用している液晶パネルは、40HB2が1,920×1,080ドットのVA方式、32HB2が1,366×768画素のIPS方式となっている。