「eden TAB」は片手で持てる7インチワイドディスプレイを搭載したAndroidタブレットだ。発売元はMobile In Style。聞き覚えのない会社に思えるが、実はキングソフトの子会社だ。直接購入する場合、キングソフトのオンラインショップで購入することになる。

スマートなデザインの外箱を採用

本体サイズはW118.8×D199×H10.4mmで、重量は330g。同じく7インチワイドディスプレイを搭載しているGalaxy Tab 7.0 Plusと比較すると、ほんの少し縦長でわずかに厚みがあるが、15g軽いという状態だ。画面解像度は1,280×800ドットと高精細。もちろん、静電式のタッチパネルを搭載しており、指先で軽く触れながら利用できる。

本体デザインはオードソックスなタブレットだ

マットブラックモデルは背面がマットな加工になっている。本体カラーはほかに、ホワイトとピンクがある

プロセッサはSamsung S5PC210(1.2GHz Dual Core)を搭載しており、内蔵メモリは16GB。800万画素のフラッシュ付きカメラと、200万画素のインカメラを備えている。GPS、加速度センサー、光量センサー、近接センサー、電子コンパス、ジャイロセンサーも搭載しており、ひととおりのAndroidタブレットとしての機能は備えているという印象だ。

背面上部には800万画素のカメラとフラッシュが配置されている

本体右側面には電源ボタン、音量調整スイッチ、画面固定スイッチを配置

本体上側にはヘッドフォン端子を配置

これで、直販価格は本体のみモデルだと2万9,800円。キングソフトが提供している各種アプリ(「KINGSOFT Office for Android(有料無期限版)」、「KINGSOFT Mobile Security(有料無期限版)」、「KDrive(オンラインストレージ 30G・1年版)」)をプリインストールしたモデルだと3万6,800円になる。本体のみモデルの価格は、スペックに対してかなり安価だ。片手で手軽に持って扱えるサイズと軽さで、不自由なく使える比較的ハイスペックな端末が、手頃な価格で手に入るというのが魅力だ。

本体下側はMicro HDMIポート×1、Micro USBポート×1、microSDカードスロット×1とスピーカーが配置されている。中央部のカバーは開いても何もない

前面の上部には200万画素のインカメラがある

ディスプレイ下部にはメニュー、ホーム、リターンキーが並ぶ