デルは13日、同社初のUltrabook「XPS 13」を日本国内でも発売することを発表した。同製品は、1月に開催された「2012 International CES」で発表され、2月28日より北米で先行発売されているもの。マイナビニュースでも、外観を中心にした速報はすでに掲載しているが、このたび国内でも正式発表の運びとなった。
「XPS 13」は最薄部約6mm、最厚部でも約18mmというスリムなボディ、重量約1.36kgという軽量さを実現。筐体はアルミ・マグネシウム合金とカーボンファイバー、ディスプレイ部にはCorning Gorilla Grlassを採用しており、薄型ながらも十分な強度をもっている。11インチクラスのサイズながら13.3インチワイドの液晶ディスプレイを搭載しているというのもポイントだ。
同社ではこの製品をコンシューマ向けのみならず法人・ビジネス顧客にも展開したいとしている。
最小構成となるスタンダードパッケージの価格は89,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2467M(1.60GHz)、チップセットがMobile Intel QS67 Express、グラフィックチップがIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)、メモリが1,333MHz DDR3 SDRAM 4GB、ストレージが128GB SSD、光学ドライブが非搭載、ディスプレイが13.3インチワイド光沢液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
上位のプレミアムパッケージは、価格が109,980円。このパッケージではSSD容量が256GBとなる。最上位のプラチナパッケージでは、それに加えてCPUにIntel Core i7-2637M(1.70GHz)を搭載して価格が129,980円となる。またスタンダード/プレミアム/プラチナすべてにMicrosoft Office Home and Business 2010をプリインストールしたパッケージも用意され、それぞれ価格がプラス20,000円となる。
インタフェースは共通で、IEEE802.11a/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0+HS、USB 3.0×1、USB 2.0×1、Mini Displayport、ヘッドホン出力端子、130万画素Webカメラを搭載。バッテリは6セルで、駆動時間は約8.88時間(スタンダードパッケージの場合)。サイズ・重量は、W316×D205×H18mm、約1.36kg。