フォステクスは9日、スピーカーシステム「GX100MA」を発表した。発売は3月末で、標準価格は49,875円(1台)。
GX100MAは、2009年2月に発売された「GX100」の後継機種。GX100は小型の2Wayスピーカーシステムで、発売当時はいずれも世界初であった、HR形状の10cmアルミ合金振動板ウーファーと、20mmリッジドーム形状の20mmマグネシウム合金振動板ツイーターを採用していた。
金属振動板は音の伝搬速度が速いが、金属特有の鳴き(余韻)が発生しやすい傾向がある。新モデルは、ツイーターの素材に内部損失の大きい純マグネシウムを採用。従来のマグネシウム合金振動板よりも、特に高域での表現力が向上しているという。
サイズはW160×D225×H262mm。エンクロージャーの素材には、音響専用CE合板を使用しており(裏板のみMDF)、厚さはバッフル板が18mmで、他が15mmとなっている。重量は5.6kg。
再生周波数帯域は、55Hz~45kHz(-10dB)。1.6kHz~6kHzの音を+1dB~-2dBの範囲で微調整できるMIDコントローラーも装備している。インピーダンスは6Ωで、最大許容入力は100Wだ。
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