スイスのバーゼルで開催されている「BASELWORLD 2012」にて、カシオ計算機は耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最上位モデル「MR-G(ミスター・ジー)」の特別仕様モデル、「MRG-8101JP」を発表した。8月に発売予定で価格は63万円。世界限定50本の販売となる。
MRG-8101JPは、精緻なフェイスデザインの「MRG-8100B」をベースモデルとして、都市コードリングに黒漆と蒔絵を装飾。これは、会津の熟練職人がひとつひとつ手作業で行っている。風防ガラスの外周にはブラック蒸着を施し、ダイヤルをはじめベゼルのロゴ、時分針も黒で統一したブラックフェイスを採用。和の高級感と黒の精悍さがあふれるスペシャルモデルに仕上がっている。
また、バンドの中駒に高硬度の64チタン(アルミニウム6%、バナジウム4%、チタン90%の合金)を使用し、中駒を細めのデザインにしたことで、より洗練された印象となった。ケースは鍛造チタン製。
世界限定50本の証としてシリアルナンバーを刻印するとともに、時計本体とイメージを統一した黒漆塗りの化粧箱を用意。G-SHOCKのテクノロジーと和の匠の技が高次元で融合した、きわめて満足度の高い逸品となっている。
このほか、ベースモデルのMRG-8100B同様、世界6局の標準電波の受信や針位置自動調整機能を備えた高性能ムーブメント「タフムーブメント」を搭載。ボディを細分化することで美しい造形を可能にした5体構造や、対摩耗性を強化する二重の表面硬化処理など、機能、構造ともにG-SHOCKの最高峰の名にふさわしいクオリティだ。