スイスのバーゼルで開催されている「BASELWORLD 2012」にて、カシオ計算機はソーラー電波ウォッチ「OCEANUS(オシアナス)」のプレミアムラインとなる「Manta(マンタ)」の特別カラーモデル「OCEANUS OCW-S2050PS」を発表した。6月に発売予定で26万2,500円。世界限定200本の販売となる。
OCW-S2050PSは、すでに発売中のOCEANUS Manta「OCW-S2000」をベースモデルとして、風防ガラスに京セラ製の再結晶ブルーサファイアを採用。青みがかったサファイアガラスの風防を通して見えるマットブラックのダイヤル、そして見る角度によって次々に表情を変えるガラス外周の鮮やかな青が、神秘的な海の深さと、都会的で贅沢な時間の流れをイメージさせる。
りゅうずのトップにも8面シングルカットの再結晶ブルーサファイヤがあしらわれ、インダイヤルの白蝶貝も表面を淡いブルーに塗装し、いっそう高級感が高められた。風防には無反射コーティングを施しており、視認性に優れたデュアルカーブガラスを採用するとともに、鍛造の裏ぶたには立体的なブランドロゴを刻むなど、スペシャルモデルにふさわしい質感を追求している。
既存モデルのOCW-S2000と同様、文字板中央の時針・分針・秒針をそれぞれを別のモーターで制御・駆動する「Smart Access(スマートアクセス)」を搭載。電子式リューズスイッチの磁気センサーを省いて接触型としたことで、ケースを薄くして装着感を向上させつつ、りゅうずを回して針をセットできる快適操作を両立した。
このほか、世界6局の標準電波の受信に対応した高性能ムーブメント「タフムーブメント」や、電波を受信できない国や地域でも自動的にサマータイムに切り替わるサマータイム自動設定機能を搭載している。