ルノー・ジャポンはこのほど、同社の個性的なオープンモデル「ウインド」をベースにファッショナブルなゴルディーニデザインをまとった「ウインド ゴルディーニ」を発売した。
ゴルディーニブランドの名は、ルノーと業務契約し、数々の高性能モデルを送り出したエンジニア、「アメデ・ゴルディーニ」に由来する。その名を世に知らしめた「ルノー8ゴルディーニ」は1964年のコルシカラリーで上位を独占。そのパフォーマンスとともに、鮮やかなブルーにホワイトのストライプの外観が注目を集めた。
往年のゴルディーニモデルを現代に蘇らせた同モデルは、フレンチレーシング・ブルーとダブルホワイトストライプのボディカラーが最大の特徴。ほかにもシルバー / ブルーのアロイホイール、ホワイトドアミラー、専用バッジなどを装備している。
ベースとなるウインドは12秒で開閉するハードトップを装備したオープン2シーターモデル。ルノーのレースカーを開発、製造するルノー・スポールが開発を担当し、トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポールと同じ1.6リットル、134PSのエンジンを搭載する。フロントに直径280mmのベンチレーテッドディスクブレーキを採用するなど、スポーツカーとしても一級品だ。その一方でルーフを収納しても容量の変化しない270リットルのトランクを確保するなど、ユーティリティにも優れる。価格は279万円。