高飛車な女子との出会い
2月24日、「バレンタインデーは無理だけど、その10日後だったら会ってあげるよ」と高飛車な女子と無事二人飲みにこぎつけた。ところが、会ってみるとこの女子が予想以上に高飛車であり、小生、かなり凹んでしまったのだ。
まず、都内某所の駅で待ち合わせをしたのだが、「店まで5分ほど歩く」と伝えると「えぇ~、タクシー拾ってよ」と言うし、選んだ店がかつて小生がバイトをしていた居酒屋チェーン店だったことが分かると、「この私をチェーン店に連れていくの?」と言われたのである。
こっちとしては、より、自分のことを知ってもらうべく思い出の居酒屋につれていき、その時の話などもしたかったのだが、この女子は「なにがサイコロステーキよ! 成形肉でしょ!」と言ったり、「これ、生ビールとか言ってるけど発泡酒じゃないの?」なんて言ったりする。
挙げ句の果てには「あなたの顔は、四角過ぎるし服装もメガネもダサい。もう会いたくない」と言い、結局その日の飲みは1時間で終了してしまった。
タクシーの件やチェーン店の件は別にいいのだが、ルックスを責められては「どうしようもねぇだろ!」としか言えない。四角い顔は生まれつきである。
ルックスを責められ、ショックで引きこもり
あまりのショックに、以後、引きこもりになってしまった。もう人とは会いたくない。でも、人と会って仕事をしなくては生活ができない。取りあえず、ダサいと言われた服とメガネを変えるべく、服はユニクロのオンラインショップで新しいパーカーを買い、メガネもネットで新調することにした。
メガネは、JINSの通販サイト「JINS ONLINE SHOP」のメガネ試着サービス「Salon de MEAGNE!」(http://fitting.jins-jp.com/)というものがあったので、試してみた。これは、顔写真を取り込み、自動的に4つの顔型(丸顔、四角顔、面長、逆三角形)を識別したうえで、好きな色を指定することでオススメメガネが画面に登場するサービス。
モーションポートレートの最新の顔認識技術を使って、自動的にメガネ顔を3D化するため、正面だけでなく斜め横から見たメガネ顔も見ることができる。
また、同時に「メガネ向いてHoi!!ゲーム」(http://fitting.jins-jp.com/)もやってみると、なかなか面白い&お得。モニターの中のメガネをかけた自分と「あっちむいてホイ」のゲームができ、5回勝負して3回勝つと500円分のクーポンがもらえ、5回勝つと2000円分のクーポンがもらえる。
さらに、これをプレイすると、自分の顔の左側パーツ、右側パーツ、上を向いた顔、下を向いた顔を見ることが可能。
一見フザけていると思ったが、ネットのメガネ試着としては配慮されており、小生のような人と喋(しゃべ)るのが苦手な人間、かつ鏡を見ている姿を他人から見られるのが嫌いな人間(自意識過剰だと思われるのがイヤなのだ…)にとっては「あぁ、外に出なくて良かった…。これは優しい設計だ…」と素直に嬉しかったのである。
メガネ試着サービス「Salon de MEAGNE!」でメガネを選ぶ
実際、メガネを選ぶまでの詳細をお伝えする。まず、小生の顔写真をPC上にアップし、同サイトにアクセス。ARの技術を使ったメガネの試着の場合は、けっこうWEBカメラを使えだのなんだのとガタガタ言われるが、そんなもん、小生の安PCにはついてない!
今回のこのサイトでは、テキトーに撮っておいた写真でもできたのはちょっぴり有難い。
続いて、写真をサイトにアップロードすると、自分の顔の形を判定してくれる。……「四角」と判定されたらしい。
悔しいが、前述のあの高飛車女子が言っていたことは当たっているようである。それにしても、このモーションポートレートの技術は本当に驚くが、少し悲しくもなる。
3D化された自分が勝手に画面上でまばたきをしたり、口を開けたり、顔を傾けたりする姿を見るのは初めての経験で嬉しかったのだが、「実際のオレはこんなに表情が豊かじゃないのに…なんで本当のオレじゃないバーチャルオレの方が表情豊かなんだよ…」と少し悲しくもなった。
最後、好きな色を選んでいくと、オススメのメガネが表示。「Air frame MEN ウエリントン」という種類のものに。そのメガネを選択すると、自分の顔にそのメガネが掛けられる。思ったよりみおリアルなので、購入後の自分の顔はイメージしやすい。
まだメガネが届いていないので、かけた姿はお見せできないが、自分では、似合っていると思うし、イケてるデザインだと思っている。
なので、万が一「小生とデートをしてもええよ!」という女性はツイッターID・@ren_usa_zoまで「デートしてあげるよ」と@マークつけてメッセージを送ってください。
社会復帰のきっかけを作ってください。
文/宇佐美連三
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