シティグループは、8日の「国際女性デー(国際婦人デー)」にあわせて、全世界50カ国80都市において100以上の社内向けプログラムを開催したと発表した。

国際女性デーは、1977年に国連により毎年3月8日に定められた記念日。もともとは、経済、政治、社会の分野での女性の参画と活躍を支援するために、1900年代初頭に始まった活動を起源としているという。

日本のシティでは、社内プログラム「日本におけるシティでの女性の創造力と成功を祝して」を実施。同社における女性社員の歴史や女性社員が成功に導いたプロジェクト、仕事やプライベートの場で活躍する女性などを紹介する内容となっている。

また、同グループは国連において、米カルバート財団の「女性の活躍のための女性による投資(Women INvesting in Women INitiative;WIN-WIN)」への支援を表明。これは、一般的な小口信用や資金調達の手段のない女性にその機会を提供する団体やプロジェクトに2,000万ドルを投資する活動で、女性が資金融資を受けられるようになることで、小規模事業の立ち上げや生活環境の改善、子供や教育への投資などが可能となるとしている。

同グループは、女性社員や女性顧客に対する平等な参画やサービスの提供を推進しているといい、全社員の約54%にあたる14万2,000人が女性社員で、女性の経営幹部も活躍しているという。

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