ロジテックは8日、OSにWindows Storage Server 2008 R2を搭載するNAS製品「LSV-MS2MWG」シリーズを発表した。容量別に4TB(2TB×2)、2TB(1TB×2)、1TB(500GB×2)の3製品を用意。3月中旬より発売し、価格は4TBモデル「LSV-MS4T/2MWG」が148,000円、2TBモデルが「LSV-MS2T/2MWG」が130,000円、1TBモデル「LSV-MS1T/2MWG」が120,000円(いずれも税別)。
OSにWindows Storage Server 2008 R2 Workgroup Editionを搭載するコンパクトなNAS製品。CPUにIntel Atom D525(1.8GHz)とメモリ2GBを搭載する。省電力性の高いHDDを2台内蔵しており、消費電力は約30W。WSSに関してはCALが不要で、登録可能なユーザー数は最大50。ActiveDirectoryに対応する。
ソフトウェアRAID機能を搭載し、出荷時の状態でRAID 1構成に設定されている。出荷時のユーザー使用可能領域は、「LSV-MS4T/2MWG」が1,960GB、「LSV-MS2T/2MWG」が960GB、「LSV-MS1T/2MWG」が460GB。RAIDモードは1(ミラーリング)のみ。ホットスワップにも対応する。保存データは暗号化機能「BitLocker」で保護されている。
NAS管理を簡単に行えるツール「ロジテックツール」が付属する。使用しない時間帯にスリープ動作を設定できる「スケジュール電源管理機能」のほか、「メール通知サービス」「パワーボタン挙動設定」「フォルダアナライザ」といった機能を利用可能。
インタフェースは、有線LANポートが1000BASE-T/100BASE-TX×2ポート、USB 2.0×2ポート、eSATA×1ポート。UPS専用のシリアルポート×1。
フロントにはIPアドレスなどを表示する液晶パネルを装備。本体サイズはW120×D166×H236.7mm、重量は「LSV-MS4T/2MWG」が4.5kg、「LSV-MS2T/2MWG」が4.3kg、「LSV-MS1T/2MWG」が4kg。