バッファローは7日、ネットワーク対応TVなどのデジタル家電をワイヤレス化するUSB無線LANユニット「WLI-UTX-AG300」を発表した。4月上旬より発売し、価格は5,300円(税別)。
ネットワーク対応TVなどに無線LAN機能を追加するためのユニット。TVのUSBポートに接続し、本機のLAN端子とTVのLAN端子をLANケーブルで接続して使用する。注意点は、外出先からの録画予約、およびUSBバスパワー対応のHDDとの併用には非対応であることだ。
対応TVは、東芝「REGZA(レグザ)」、シャープ「AQUOS(アクオス)」、ソニー「BRAVIA(ブラビア)」、三菱電機「REAL(リアル)」、日立製作所「Wooo」、ディーオン「CANDELA」、ピクセラ「プロディア」、DXアンテナ「DX BROADTEC」、オリオン電機の液晶TVなど。
IEEE802.11a/n(5GHz帯)とIEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応し、通信速度は最大300Mbps(理論値)。2.4GHz帯を避けて5GHz帯のみを使用できる「11n/a Onlyスイッチ」を搭載する。
内蔵アンテナは2本(送信×2/受信×2)。セキュリティはWEP(64/128bit)/WPA-PSK(AES)/WPA2-PSK(AES)、およびWPA/WPA2 mixed PSK。ほかには、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアドレス制御(最大登録許可台数64台)などが設定可能。無線LANの簡単接続はAOSSとWPSを採用する。
有線LANポートは100BASE-TX/10BASE-T×1。電源はUSBバスパワー。電源連動機能に対応するほか、USB端子の向きに合わせて本体の角度調節が可能だ。USB延長ケーブルが付属しケーブル長は2m。本体サイズはW136×D26×H37mm、重量は50gとなっている。