本田技研工業は、スイスにて6日から18日の日程で開催中の『第82回 ジュネーブ国際モーターショー』で、欧州専用の新型「シビック(5ドア)」から1.6L i-DTECディーゼルエンジン搭載モデルを2012年に生産開始すると発表した。
同車は、エンジンなどの内燃機関やトランスミッションの効率向上、モーターなどの電動化技術の進化により、走りと燃費を両立させる次世代新技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」(アース・ドリームス・テクノロジー)を採用した、欧州第1弾となるモデル。同技術などによって、CO2排出量が95g/kmというクラストップレベルの燃費性能を達成する見込み。
そのほかジュネーブ国際モーターショーでは、2012年秋に欧州で発売される「CR-V」のエクステリアデザインの方向性を示した「CR-Vプロトタイプ(欧州仕様)」が初公開され、スーパースポーツモデル「NSXコンセプト」も欧州で初出展される。